菱川師宣 (3385pt)

菱川師宣
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別の名称

ひしかわもろのぶ

属性

浮世絵師 

年数

1618~1694

浮世絵を確立した人であり、最初の浮世絵師である。しばしば「浮世絵の祖」と称される。

安房国平郡保田本郷(千葉県鋸南町)で生まれ、俗称は吉兵衛といい、晩年、友竹と号す。その後、江戸に出て狩野派、土佐派、長谷川派といった幕府や朝廷の御用絵師たちの技法を学び、その上に、市井の絵師らしい時代感覚に合った独自の新様式を確立した。

初めは、無記名で版本の挿絵を描いており、翌寛文12年(1672年)、墨摺絵本「武家百人一首」から次第に人気を博し、歌舞伎もの、名所記などや風俗画その他で個性を現し、絵本や枕絵本を刊行、師宣様式の確立という大きな転換期を迎えた。それまで絵入本の挿絵でしかなかった浮世絵を、鑑賞に堪え得うる独立した絵画作品にまで高めるという重要な役割を果たした。

屏風、絵巻、掛幅と様々な肉筆浮世絵も描いており、それらは江戸の二大悪所といわれた歌舞伎と遊里、隅田川や花見の名所に遊び集う人々や遊女であった。その大らかで優美な作風は浮世絵の基本的様式となっていった。なかでも、「見返り美人図」は師宣による一人立ち美人図であるという点で珍しい作例。

元禄7年(1694年)年6月4日、師宣は村松町の自宅で死去し、浅草において葬儀が行われた。

門人には、師宣の子、菱川師房、菱川師永、菱川師喜の他に古山師重、菱川友房、菱川師平、菱川師秀ら多数おり、工房を形作っていたといわれる。故郷の千葉県鋸南町には菱川師宣記念館がある。


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