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2021年上半期おすすめの展覧会

2021年もあっという間にもう、1/3が過ぎそうです。気温もすっかり暖かくなり、お出かけが楽しい季節ですね。今年はまだまだ外出には注意が必要ですが、美術展は既にオープンしているところも多くあります。一人でゆっくり観てもいいし、この時期ぴったりのリフレッシュ方法だと思います。

本記事では、この春おすすめの展覧会をご紹介します 。

クロード・モネ -風景への問いかけ

オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画

開催美術館:アーティゾン美術館

開催期間:2021年5月29日(土)~2021年9月10日(金)

世界有数のモネのコレクションを所蔵するオルセー美術館からの作品を中心に、モネの真髄に迫る絵画展です。

元々は2020年春に公開予定が延期となっていた本展覧会ですが、こうしてこの春、無事公開となりました。いわずと知れた印象派の巨匠の、貴重な油彩画の数々を楽しむことができます。新緑が眩しいこの季節にぴったりの美術展です。

マーク・ マンダース―マーク・マンダースの不在

開催美術館:東京都現代美術館

開催期間:2021年3月20日(土・祝)~2021年6月20日(日)

1968年オランダのフォルケル生まれであり、現在はベルギーを拠点とするマーク・マンダースの、日本初の展覧会です。架空の芸術家「マーク・マンダース」という人物の自画像を、「建物」の枠組みを用いて構築するという一風変わったコンセプト。廃墟のようなイメージの空間に、巨大な半顔の彫刻が配置されている様子はアーティストのアトリエのようでもあり、はたまた不思議な物語に迷い込んだような感覚もあり、独特の世界観に浸れます。

ムーミン コミックス展

開催美術館:茨城県近代美術館

開催期間:2021年1月16日(土)~2021年3月14日(日)

みんな大好き「ムーミン」の貴重なスケッチや原画など、280余点の作品が観られる展覧会です。ムーミン童話の生みの親であるトーベ・ヤンソン(1914~2001年)は、1945年にムーミン・シリーズ第1作となる「小さなトロールと大きな洪水」を、最初は小説という形で発表しました。その後1947年に、漫画形式で新聞連載が開始し、程なく人気を博すようになりました。現在では20カ国以上で翻訳されており、世界中で多くの人に親しまれています。

本展では、ムーミンコミックスの未邦訳のストーリーと、その愛すべきキャラクター達に焦点を当てています。