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世界三大(四大?)美術館&博物館

「世界三大美術館」、または「世界四大美術館(博物館)」とは、どこかの由緒ある機関によってはっきりと定義されているわけではありません。その規模や存在感から「なんとなく」世界三大(もしくは四大)美術館(博物館)なのではないか…?と、見られている有名美術館・博物館があるというだけです。

そんな細かい話は抜きにしても、美術好きや海外旅行好きなら、知識として知っておいて損はありません!本記事では、そんな世界で抜きん出た存在のミュージアムをご紹介していきます。

世界四大美術館

世界四大美術館には明確な定義がなく、諸説ある状態ですが、概ね下の4箇所とされています。

上の3か所は不動の地位と見る人も多いのですが、最後のプラド美術館については、国立故宮博物院(台湾・台北)の方がふさわしいと考える人もいるようです。

このうち、ゆるぎない評価を持つ3箇所の美術館を、以下にご紹介します。

ルーブル美術館(フランス/パリ)

フランスのパリにあるルーブル美術館は、年間800万人が訪れる世界一の来訪者数を誇る美術館です。「ミロのヴィーナス」や「モナ・リザ」といった歴史的な作品が所蔵されている、知らない者はいない美術館です。ルネサンス様式の豪華絢爛なルーブル宮殿がそのまま使われている建物も非常に美しく、世界最大級の史跡でもあります。

6万平方メートルと巨大な展示スペースを持ち、作品数は3万5千点と、さすがの規模です。7月14日のフランス革命記念日と11月〜3月の第一日曜日は、嬉しい無料入館日になっています。

メトロポリタン美術館(アメリカ/ニューヨーク)

アメリカはニューヨークのアッパーイースト(高級住宅街でもあり、ミュージアムストリートでもあります)にある、アメリカ最大の美術館、メトロポリタン美術館。広大な建物内に、世界各地の貴重な美術品が地域別・時代別に区分けされて展示されています。一日では周りきれないので、目当てを絞っていくのがおすすめです。

エルミタージュ美術館(ロシア/サンクトペテルブルク)

ロシアのエルミタージュ美術館は、収蔵作品数もおよそ300万点と圧倒的ですが、特筆すべきはその豪華絢爛な建物です。世界遺産にも登録されている壮麗な建築や内装は、それ自体が貴重な芸術作品になっています。なかには金塗りの部屋などもあり、所蔵作品に引けをとらない見応えです。